ドバイ不動産市場の反発が注目を集めています。

今年上半期のドバイ不動産市場への投資総額は約500億ディルハム(約1兆4800億円)で、2013年通年の44%相当であると、不動産コンサルタント会社ナイト・フランクがドバイ土地局の統計を引用して発表した。

最も多く投資したのはインド勢であり、金額は約105億ディルハム弱。英国の投資家は58億ディルハム、パキスタンは45億ディルハムとなっている。

また、ペルシャ湾岸地域では34億ディルハムを投資したサウジアラビアが最大であり、カタールは15億ディルハム、クウェートは8億3900万ディルハム、オマーンは4億8200万ディルハム、バーレーンは2億4700万ディルハムだった。

ナイト・フランクは、UAEの強い経済状況と好調な労働市場が要因とし、サウジの投資家は常にドバイなどアラブ首長国連邦(UAE)の不動産市場に強い関心を示してきたと言う。

ナイト・フランクKSA・アンド・バーレーンのゼネラルマネジャー、スティーブン・バーチ氏は「取引手数料引き上げと不動産ローン上限の導入を受け、湾岸協力会議(GCC)諸国は、規制強化の進むUAE市場について、不動産所有者、テナント、そして地主にとっての投資逃避先と受け止めている。そのためわれわれは、下半期に需要が伸びると予想している」と述べた。

参照元:http://jp.wsj.com/news/articles/SB10656493786288173419804580162931711165158

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