今年10周年を迎えたドバイの大型ショッピングモール「モール・オブ・ジ・エミレーツ(Mall of the Emirates)」で現在、大規模改修が終盤を迎えており、9月28日に総工費10億ディルハム(約330億円)を投じた全容が披露される。  2年前から始まった工事では、新たに敷地面積3万6000平方メートルの商業エリアが追加される。最大の目玉は既存の映画館ヴォックス・シネマ(VOX Cinema)の拡張で、UAE最大となる24のスクリーンを備えた映画館となる。中東初導入のIMAXデジタルシアターや4DXスクリーンも備える。  さらに、レストランガイドブック、ミシュランのスター・シェフであるゲイリー・ローズ(Gary Rhodes)とのコラボ企画として、食と映画のプロジェクト「thEATre」も始まり、映画をより上質な雰囲気で見るための工夫がなされる。12の新たなレストラン、20のファッション・ブランド店がテナントに加わり、中東初出店となるアップル・ショップもオープンする予定。  このほか、従来の4階建ての駐車場に屋上階を加え、1300台分の駐車スペースを追加した。  同モールを運営する、マジッド・アル・フタイム・プロパティーズのショッピングモール部門マイケル・セサルスさんは「10年の節目に地域の小売り産業に大きな変革をもたらすリノベーションを敢行でき、今後も中東のラグジュアリーかつライフスタイルに根差したモールであり続ける」と自信を見せる。  営業時間は平日=10時~22時、週末=10時~24時。映画館は翌1時まで。
タグ:
まちづくり
シネマ
recommend to friends

コメント

  1. コメントはありません

コメント投稿