これはドバイ。

今や世界でも人気の観光地となった、中東のドバイ。ブルジュ・ハリファ、ローズタワーなど、世界に名だたる超高層ビルが立ち並ぶことでもおなじみです。いろいろな備えをしているとはいえ、しかし、そういった高いビルで一旦火災などが発生してしまうと、大惨事になりかねません。

そこで、ドバイ市の消防局が導入したのが、なんとジェットパック。万が一高層ビルで非常事態が発生したら、救急隊が文字通り飛んで来るというわけです。

なにしろジェットマンが空を飛び交う街ですから、何があっても驚くことではないのかもしれませんが、それにしてもこの発想はすごいですよね。

 

製造元は、ニュージーランドのMartin Aircraft社。ドバイ市は、20機のジェットパックと、練習用の2機のシミュレーターを購入したとのこと。

Martin Aircraft社といえば、開発中の個人用ジェットパック、「Martin Jetpack」を来年には販売開始すると宣言しています。最高時速74㎞、積載容量120㎏、最高高度1㎞、滞空時間30分、そしてお値段約2400万円

超高層ビルの火災対策としての最良解が、ジェットパックなのかはまだわかりません。しかし、今後ますます高くなっていくであろう世界中のビルにおける、非常時の新たな手段となる可能性はあります。

それにしても、万が一ドバイの高層ビルで火災に遭遇して、ジェットパックの救助隊を目の前にしたら、なんだか映画を観ているような気分になりそうですよね。

 

 

【元記事】GIZMODO

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ジェットパック
救急隊
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