2000年1月に第1回大会が開催され、過去16回競技が行われてきたスタンダード・チャータード・ドバイ・マラソン(Standard Chartered Dubai Marathon、以下、ドバイ・マラソン)の号砲が 1月22日早朝、ドバイの街に鳴り響く。

ドバイ・マラソンは、2000年1月に第1回大会が開催され、過去16回競技が行われてきた。高額賞金もあり、世界の有名ランナーが出場し、レースは例年高速化の傾向にある。2012年の第13回大会では、優勝したアエレ・アブシェロ(Ayele Abshero)選手(エチオピア)以下上位3位までの記録が、世界歴代トップ10に入った。

今年は、2012年同マラソン優勝のアブシェロ選手に加え、ロンドン・マラソンを2度制した、同じくエチオピアのトップ・ランナー、ツェガエ・ケベデ(Tsegay Kebede)選手が初出場を果たす。

女子では、ベルリン・マラソンやパリ・マラソン、東京マラソンで優勝経験のあるエチオピアのティルフィ・ツェガエ(Tirfi Tsegaye)選手や、第11回大会のチャンピオンでヒューストン・マラソンの覇者マミトゥ・ダスカ(Mamitu Daska)選手(同)らが戴冠を目指し競い合う。

コースは、高級ホテル「ブルジュ・アル・アラブ(Burj Al Arab)」のふもと付近をスタートし、ドバイの海岸線を走る。2カ所ある折り返し地点は、1971年にアラブ首長国連邦の連邦結成宣言に各首長国首長が署名をした「ユニオン・ハウス(Union House)」と、ヤシの木型の人工島「パーム・ジュメイラ(Palm Jumeirah)」の「根元」だ。

優勝賞金は、男女ともにそれぞれ20万米ドルとなっており、世界記録が出た場合、記録を達成したランナーには追加で10万米ドルが手渡される。

42.195キロを走るフル・マラソンに加えて、一般ランナー向けの10キロや4キロのレースも。登録や詳細については、主催者のウェブサイトで確認できる。

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