年に一度の食の祭典「ドバイ・フード・フェスティバル」が2月25日に開幕し、食にちなんださまざまなイベントがドバイ中で実施される同フェスティバルの口火を切るのは、同日から27日までの3日間、ブルジュ・プラザで行われる「Eat The World DXB」である。

芝生の公園にはフードトラックが店を構え、星空の下に香ばしい匂いが広がっていく。

ドバイで営業しているフードトラックのほか、イギリスから15台のフードトラックが参加。英国ナンバーのトラックでは、ハンバーガーやピザなどのファストフードのほか、オーガニックコーヒーやスイーツなどを販売する。

ビーガン(菜食主義)向けのすしを提供する「Happy Maki」はロンドンから来たフードトラック。スイートポテトやアボカドを野菜と一緒に包み、赤米とのりで巻いた巻きずしを目玉に、2015年の英国ストリート・フード・アワードで賞を受賞した。ドバイでは、3種類の巻きずしが健康志向の強い客を引き付ける。

同じくロンドンからまき窯を積んだランドローバーでドバイに乗り込んできたのは、2015年のロンドン・ピザ・フェスティバル優勝のピザ店「Made of Dough」。闇夜を照らす窯の炎と、深緑のディフェンダーの天井から突き出た煙突から上がる白煙が目を引く。マルゲリータとマッシュルーム・トリュフの2品は、生地は薄いが弾力性のあるもっちりな歯応えが特徴。

そのほか、牧草で育てたビーフのステーキ・スライダーを販売する「The Roadery」や、チーズ専門店「Say Cheese」、救急車を改造したファストフード店「The Other Side」など、特徴的なフードトラックが立ち並ぶ。

ドバイからも、レバノン料理とインド料理のファストフード店「The Shebi」や重厚なマットブラックのボディーが目立つ「Yumtingz」などが参加し、イベントを盛り上げる。

Eat The World DXBの開催時間は12時~23時。入場料は40AED(約1,300円)。ドバイ・フード・フェスティバルは3月12日まで。

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