ロサンゼルスのドジャース・スタジアムで5月23日、ドバイのフラッグキャリア「エミレーツ航空(Emirates Airline)」が、ノーバウンドの快投を披露した。

エミレーツ航空は6月1日から、ドバイ―ロサンゼルス便を1日2便に増便する。これに先立ち、米メジャーリーグのロサンゼルス・ドジャースとシンシナティ・レッズ戦に登場し、離陸前の安全に関する説明・実演を行った。

実演の後に行われた始球式では、ドジャースのエースでサイ・ヤング賞投手のオーレル・ハーシュハイザーさんが登場。すると、マウンドの回りに陣取っていたキャビンクルーの一人が始球式を直訴した。

同クルーはハーシュハイザーさんからボールを受け取ると、キャッチャーのサインに3度うなずき、セットポジションからハイヒールを履いた左足を高く上げ、右手を大きく振り抜いた。きれいな放物線を描いたボールは外角高めに収まり、見事なピッチングで大観衆の期待に応えた。

同航空は今年2月にドジャースとスポンサーシップ契約に調印。これまでも、欧州のサッカークラブやゴルフ、テニス、競馬の国際大会などを中心にスポーツのスポンサーとなり、試合前に安全の実演とキャビンクルーの高い技術を披露してきた。

今年3月にはドイツのブンデスリーガ所属のハンブルガーSVでも実施した。同チームの本拠地フォルクスパルクシュタディオン(Volksparkstadion)に現れた同航空のキャビンクルーは、リフティングやヒールリフトなど華麗な足技を披露。撮影された動画は、ユーチューブの公式チャンネルで80万回以上再生されている。

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