米Uber Technologies社の提供する配車サービス「Uber(ウーバー)」と、ドバイの大手銀行「Emirates NBD」は、ラマダン期間中の木曜~土曜に限り、18時~21時まで無料でUberを利用できるプロモーションを発表した。

ラマダン期間中は、日没の前後に当たる18時~21時は、礼拝や断食後の食事であるイフタールに向かう人のタクシー需要が高まり、タクシーがつかまりにくくなる。今回のサービスは、その時間帯に無料でUberを利用してもらおうというもの。

利用はEmirates NBDに口座を持っていることが条件で、Uber利用の際の支払いは同行のクレジットカードかデビットカードに限られる。一度の無料分は40AED(約1,200円)までに限られ、今ラマダン中は1人当たり最高8回まで利用できる。さらに、Uberの新規登録者は、2回分の無料乗車が追加される。

同行エグゼクティブヴァイスプレジデントのスヴォ・サルカルさんは、今回のプロモーションを顧客への「恩返し」と位置付け、「ラマダンの精神にのっとり、感謝の気持ちを表したい」と話す。Uberゼネラルマネジャーのクリストファー・フリーさんは「Emirates NBDとのパートナーシップは、顧客の利便性を高めるために2つの業界が手を取り合う良い事例だ」と話す。

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