ドバイのショッピング・モール「ドバイ・フェスティバル・シティ・モール」に3月28日、シンガポール発の百貨店「Robinsons」がオープンした。アジア発の百貨店らしく、ドバイ初展開となるAape by a Bathing Apeや、PORTERなど日本ブランドも取り扱う。  

Robinsonsは、1858年にシンガポールに誕生した百貨店。2008年にドバイのAl Futtaim Groupが株式の88%を取得した。昨年、Al Futtaim Groupと、湾岸地域で世界の高級アパレルブランドの代理店を務めるChalhoub Groupがドバイ店の開店および運営にかかる合弁契約を結んでおり、今回のオープンにこぎ着けた。  

3階建ての店内は、20万平方フィート(約1万8600平方メートル)の売り場面積を誇る。中央のエスカレーター脇には、植物学者で壁面緑化アーティストとして知られるPatrick Blancさんによる6本の植物柱が屹立(きつりつ)し、開放的な空間に緑のアクセントを加えている。  

取り扱いブランド数は600に上る。1階部分は化粧品や装飾品とメンズエリア。Maison MargielaやSandoroなどの高級ブランドのほか、SoullandやYMCなど欧米アパレルや、5cm、Musium Divなどアジア発ブランドなど、ドバイ初上陸のブランドもそろえる。  

2階はレディースエリア。アパレル商品のほか、グルテンフリー・カフェのWild & the Moonや、特設展示コーナーも用意。オープン期間は、2013年に発売されたUAEの伝統的な女性用ドレスの変遷を取り上げた歴史書「Sultani」にちなんだ特設展示が行われている。  

3階には、英老舗百貨店チェーン「John Lewis」がショップ・イン・ショップ形式で入り、家具やキッチン用品など家庭用品を中心に販売を行う。キッズアパレルも同フロアに集中し、Bape Kidsの商品も売り場の一角を占めている。  

営業時間は10時~22時(木曜~土曜は24時まで)。

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