イスラム教国では、年に一ヶ月ほど断食をするラマダンと呼ばれる期間があります（正確には「ラマダン月に行われるサウム（断食）」）。この期間は、イスラム教信者は日の出から日没まで、食物・飲物、タバコなど一切口にしてはいけません。
これは、イスラム教所以のルールが比較的ゆるい観光都市ドバイであっても同様です。断食の時間は朝5時台～夕方5時頃（季節により異なります）。 またラマダンの時期は、毎年１１日づつずれる計算で毎年異なるため、注意が必要。
ラマダンの期間中は、観光客であっても公共の場で食べ物を口にするのは避けるべきです。街中のレストランやカフェも昼間は全て休業となりますが、外国人のためにホテル内ではコーヒーショップ程度なら営業していたり、ケータリングのみ受け付ける店もあります。服装も、ラマダン中は特に、女性は肌の露出が少ないものを選ぶべきでしょう。