日本ではお馴染みとなったLINEアプリのLINE株式会社(Line Corp.)は、ドバイのフリーゾーンである「ドバイ・メディアシティ」に、中東・北アフリカ地域の本部オフィスを今年の早い時期にオープンする予定であることを明らかにした。
 
ドバイ進出を担当するのは、同社の子会社ラインプラス株式会社(Line Plus Corp.)であり、事業開発部長のエリーナ・エウン氏は、「必要ならさらに別の地区でも事務所オープンを考えますが、現時点ではドバイ・オフィスに絞って選考しています」と語る。

LINEは、中東・北アフリカ地域にサービスを展開していくにあたり、アラブ首長国連邦、サウジアラビア、エジプトの三国を主要マーケットと考えており、「私たちの考えは、それぞれの国に合わせたコンテンツとユニークサービスを提供して、確固とした基盤を築くことを優先します」と同部長は考えを述べた。

LINEは、ユーザーが喜ぶ地域の人気ブランドと多数提携して、LINEのアプリを通じてアクセスできるようにするという、韓国市場で成功した手法を中東・北アフリカ地域にも適用するようだ。
 
すでにUAEのオンライン食品宅配サービスの「Hellofood」や、タクシー予約アプリの「Easy Taxi」との提携に成功している。

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ドバイ・メディア・シティ
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