ドバイ・セブンス・スタジアム(The Sevens Stadium - Al Ain Road, E66)で3月20日、「エミレーツT20クリケットトーナメント」が開催される。
国際クリケット評議会の公式パートナーでもあるエミレーツ航空主催で、イギリスなどのクリケットトップチームが一堂に会し試合を行う。ドバイではサッカーと同様に国民に愛されるスポーツ競技で、街中のレストランやスポーツバーのテレビで試合観戦できる。エミレーツ航空は現在行われている世界大会ICCワールドカップのオフィシャルスポンサーも務める。
出場するMCC(Marylebone Cricket Club)はICCワールドカップでも活躍したインド人選手Yuvraj Singhなど世界で活躍する選手を集め、昨年の同トーナメント優勝チームSussex County Cricket Clubや、イギリスとウェールズのカントリー選手権で昨年優勝したYorkshire County Cricket Club、Lancashire County Cricket Clubを迎え撃つ。
日本ではあまりなじみのないクリケット。1チーム11人の2チーム対戦で、半径70メートルほどの広大な範囲で行われる、バットとボールを用いるスポーツである。世界の競技人口はサッカーに続いて2番目に多く、ICCワールドカップは数億人の視聴者を集める。伝統的な「テストマッチ」形式の場合、最長で1試合が終わるのに5日間かかることがあり、試合中には選手も審判も一緒にティータイムをとるなど、社交の場としても重要視されるユニークな面も特徴だ。
開場9時、試合時間は午前10時~午後10時。入場料は30ディルハム。