ドバイの北側にある首長国シャルジャの警察(Al Zahraa Street, Sharjah)は3月5日、9つの道路で新たなシステムの速度測定器を導入することを発表した。

今回設置された測定器は、大型車両やトラックの取り締まりを目的に、車両に関する全ての情報を測定器とリンクして電子情報システムに保存する。スピード違反のほか、過積載違反と許可されていない車両を即座に取り締まることができる。  

ドバイ以外のアラブ首長国連邦の各首長国も、2020年の万博開催決定後建設ラッシュとなっており、労働者の数も年々増加している。そのため、12人乗りのバンタイプに20人以上の労働者を載せるなどの交通違反も多く見られる。  

ドバイでも2020年万博開催までに「交通死亡事故ゼロ」を目指し、パトカーに搭載する特殊測定器を昨年末に導入した。日本とは異なり、車両情報に持ち主の携帯番号がリンクされており、ショートメールで当日または翌日に知らせが届くことも特徴。カメラの性能も優れており、速度の計測だけでなく運転手の携帯の使用やシートベルト非着用なども確認できるという。

タグ:
まちづくり
スマートシティ
recommend to friends

コメント

  1. コメントはありません

コメント投稿