札幌ラーメンを象徴する『縮れ麺』を開発した製麺メーカー西山製麺が、アラブ首長国連邦(UAE)向けにラーメンの麺とたれ、調味油の輸出を開始した。まずは、ドバイにある日本系飲食店からの要望に応じ、麺1200食分と、ラーメン用のたれ(みそとしょうゆ)計6000食分、油5000食分を8月24日に初出荷した。
同社は、今年2月にドバイで開かれた道産品の商談会に参加。ラーメンを試食した地元飲食店から高い評価を受けて今回の初出荷につながった。同社によると、UAEで日本のラーメンが提供されるのは初めてだという。
イスラム圏では、イスラム教の戒律に従って豚肉やアルコールを利用しない「ハラル食品」が流通している。同社も豚の代わりに魚介類などで同様の味を作る工夫をして検査をクリア、出荷にこぎ着けた。
参照:http://www.yomiuri.co.jp/hokkaido/news/20140918-OYTNT50008.html