ダウンタウン地区で新たに走るトロリーが、試運転を開始した。
ドバイトロリーは、世界最大のショッピングモール、ドバイモールや世界最高のビル、ブルジュ・ハリファなどを含む、ダウンタウン地区を開発するデベロッパーエマール社が手掛けたもの。ドバイのエコ事業の一つしても捉えられ、世界で初めての水素駆動を基準とした作りとなっている。 デザインはエマール社によるもので、赤を基調とし緑がポイントとしてデザインされているのは、UAEの国旗カラーにちなんだもの。モスクの壁などに使われるアラベスクデザインが用いられていることも特徴的だ。 2階建ての車両には74人の乗車が可能。乗り降り自由となっているが、エアコンの完備されたステーションが、アドレスホテル、アルマンジルホテル、ヴィダホテルの近くに3カ所設置されている。トロリーはモハメド・ビン・ラシード通りに歩道と平行して走行され、ドバイモール以外にもドバイの古い市場をデザインしたスークアルバハールにもアクセスできる。
モハメド・ビン・ラシード通りにはショッピングモール以外にも、ホテルやレストラン、カフェが並ぶ。店のほとんどにはオープンテラス席があり、夜にはライトアップされたヤシの木の沿道も楽しめる。まれる。イラン料理やトルコ料理など各国の食事が楽しめる中、日本食レストラン「MIZU」なども人気を集める。これまでは沿道のレストランへは、徒歩かタクシーで移動をするしかなかったため、今後トロリーの運転が開始されることで、より多くの観光客の利用が可能となる。
運行時間は16時~23時(金曜・土曜は15時~)(詳しい運行予定時期は未発表)