ラマダンが始まり、化粧品店「SEPHORA(セフォラ)」で限定商品の販売が始まった。  

SEPHORAはフランスで創業された化粧品専門店。アラブ首長国連邦ではドバイにオフィスを置き、世界最大のショッピングモール「ドバイモール」や、アブダビの「ダルマモール」などに出店している。中東地域ではほかに、サウジアラビア、バーレーン、カタール、クウェートに計33店舗を持つ。  

CHANEL、FENDI、NINA RICCIなど120を超えるブランドを取り扱い、ブランドの垣根を越えさまざまな商品を手にとって試せることが特徴。ドバイには各ブランドの専門店以外にも、ハービーニコルズやギャラリーラファイエットといった百貨店が各ショッピングモールに店舗を構えており、ブランド専門店とは異なったラインアップを楽しむことができる。  

6月18日よりイスラム暦のラマダンとなり、街中にはラマダンを祝う「Ramadan Kareem(ラマダン・カリーム)」の言葉を使った広告や看板が増えている。SEPHORA Deira City Centre店(Deira, Dubai)では店頭ショーウインドーのデザインも一新し、ラマダンを祝う。  

同店の人気商品はネイルグッズ。イスラム教の国であるため、アルコールの入った化粧品は制限される。ドバイでは、頻繁にデザインを変えたいことや、地爪へのダメージ、アルコールを含む化粧品への嫌いから、日本で人気のジェルネイルよりもマニキュアタイプのネイルが人気となっている。多彩なネイルカラーの他に、簡単にアートネイルができるネイルステンシルなども取り扱う。  

ラマダン中は、ネイルカラーの他にマスカラやアイライナーなどSEPHORAブランドの詰め合わせ「Glamorous Nude Make Favorite」(219ディルハム=約7,200円)を限定販売。金銀のラメを使った新商品のリップグロスや、ブランドの香水セットも限定販売される。  

Deira City Centre店の営業時間は10時~22時(週末は24時まで)。

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