ドバイの工業地区アル・クオーズ地区にあるバイクのコンセプト・カフェ「カフェ・ライダー(Cafe Rider)」に、新作バイクが続々と登場している。同カフェは、昨年3月に工業地区内の倉庫を改装して作られ、バイクライダーの憩いの場所になっている。    世界中から中古バイクを集め、破損や故障したパーツを修理した上で、随所に同店のテイストを加えた改造バイクを製作し、販売している。先月、販売リストに加わったのは2002年モデルのトライアンフ社のボンネビルT100。マットな黒に仕上げられた車体に、ひときわ目立つシファーオレンジとシルバーのガソリンタンクが色を添える。フロントサスペンションはGSXRが採用され、16インチのホイールにはレトロなFirestoneが履かれている。  店内にはそのほか、茶系にシートチェンジした1981年式ヤマハのXS650や、1969年式チョッパー、2012年のAMDカスタム・バイク世界選手権のプロダクション・マニュファクチャー部門で1位に輝いたブラスボールサイクルのロケッターF3など、珍しいバイクが多数飾られている。    常時10点以上のバイクが陳列されており、TriumphやHondaに加え、Harley DavidsonやChopperなどが並んでいる。    同店提供するコーヒーは、ルーマニア出身のバリスタDimaさんが担当。2014年バリスタ選手権UAE代表で、カナダで開催された世界選手権に出場した腕前でもある。コーヒーは、世界各地から取り寄せているが、新鮮なコーヒーを提供したいとの思いから、地元ドバイで焙煎(ばいせん)したものを取り扱っている。  地元ライダーの集うカフェとなっており、毎週金曜には8時半からツーリングも開催。店でその日最初の一杯のコーヒーを飲んだライダーが、隊を成して街に飛び出すという。  営業時間は8時~20時。金曜日のみ8時~17時。
タグ:
ご当地グルメ
ファッション
recommend to friends

コメント

  1. コメントはありません

コメント投稿