ドバイ中のスーパーカーが一堂に会する「ドバイ・モーター・フェスティバル(Dubai Motor Festival)2015」が11月10日~21日、開催され、会期中、13年目を迎える「ドバイ国際モーター・ショー(Dubai International Motor Show)」や、ドバイの富豪が所有する珍しいスーパーカーが街を周遊する「ドバイ・グランド・パレード&マルケス・デ・エレガンス(Dubai Grand Parade & Marques d'Elegance)」などのイベントがめじろ押しだ。
フェスの口火を切るのはドバイ国際モーター・ショー。10日から5日間、ドバイ世界貿易センターで開催される。トヨタ、日産、マツダなどの日本車も展示。今回初めて、クラシックカーを展示する「モーター・ノスタルジア博物館(the Motoring Nostalgia Museum)」も開催。世界で272台しか生産されていない1985年フェラーリ288GTO、1951ライレーRM、1965ロールス・ロイス・シルバー・クラウドなどの珍しいクラシックカー80台を展示する。
最終日に行われるパレードは今回が3回目。メイダン競馬場前を出発し、ブルジュ・ハリファやブルジュ・アル・アラブなどドバイの観光名所を巡る。昨年は500台以上が参加。今年も、ドバイ警察のブガッティ・ヴェイロンやランボルギーニ、フェラーリ、ベントレーらスーパーパトカーを先頭に、豪華絢爛(けんらん)なスーパーカーが街を彩る。
パレードでは2つのコンテストが同時に開催。一つは、ラグジュアリー・カーをデザインするマルケス・デ・エレガンスによるドバイ・ナンバーワンのラグジュアリー・カーを決定するもの。もう一つは、12月2日のアラブ首長国連邦結成記念日を前に行う記念日をテーマにした装飾カーコンテスト。
このほか、フェラーリやランボルギーニがタクシーになって乗車することができるイベント「スーパーカー・ライド(Supercar Rides)」や、ヤシの木型の人工島パーム・ジュメイラ内の高級ホテル「ウォルドルフ=アストリア(Waldorf-Astoria)」で実際にフェラーリ458イタリアやマクラーレンMP4-12Cが運転できるイベントなど、体験型イベントも多数用意する。
入場料や開催時間はがイベントごとに異なる。詳しくはホームページで確認できる。