ドバイの慈善団体「ドバイ・ケア(Dubai Cares)」は、今年7回目を迎える世界の教育支援を訴えるファンドレイジング・イベント「Walk for Education」を3月4日、ドバイ・クリーク公園(Dubai Creek Park)で行う。今年のスローガンは「Walk the distance, Make a difference」。
Walk for Educationは、アラブ首長国連邦に暮らす人々が約3キロの道のりを歩き、世界の支援を必要としている児童への教育支援を訴える取り組み。発展途上国の児童が平均3キロの通学路を歩いていることから、同じ距離を歩こうというもの。
ドバイ・ケアのCEO、タリク・アル・グルグ(Tariq Al Gurg)さんは「今年7回目を迎え、Walk for Educationは、途上国の子どもたちに寄り添って歩くというUAEコミュニティーの支援や同調を体現したものとなっている。ドバイ・ケアの目的は、発展途上国の子どもたちに、教育を受ける権利が得られるよう、経済的、社会的そして文化的な障がいを乗り越えていくことにある」と、その意義を語る。
ドバイ・ケアは、2007年にドバイのムハンマド首長のイニシアチブによって立ち上げられた。これまで、世界41カ国1400万人を支援してきた。6回目となった昨年のWalk for Educationには、約8000人が参加した。
イベント終了後には、子どもたちが楽しめるフェースペイントなどのイベントも用意する。Logma、Saltなどのファストフード店などが出店し、イベントを盛り上げる。
開催時間は9時~。参加費は30AED(約960円)。5歳以下は無料。