2014年にロンドンにオープン後、18カ月でシリアル15万食を売り上げたシリアル専門カフェ「シリアル・キラー・カフェ(Cereal Killer Cafe)」が5月、ドバイにオープンする。

シリアル・キラー・カフェは、双子のアランとゲイリー・キーリー(Alan and Gary Keery)兄弟がロンドンに出店した英国で初めてのシリアル専門店。世界中から集めた120のシリアルをそろえ、30種類の牛乳、20種類のトッピングを組み合わせて自分好みのシリアル・ボウルを作る仕組み。

キーリー兄弟が影響を受けたアメリカのシリアルとイギリスのシリアルがメニューの大半を占めているが、フランスやスペイン、オーストラリアのシリアルも名前を連ねる。牛乳は、一般のものやスキム・ミルクなど加え、チョコレートやシナモン、クリーム・ブリュレやレモンパイなどのフレーバー牛乳もストックする。

ロンドンでの価格は、スモールサイズの2.5ポンド(約380円)~ラージサイズの4.4ポンド(約530円)。牛乳は無料と0.4ポンド(約60円)のプレミアムから選び、トッピングは1品あたり0.6ポンド(約90円)となっている。

ドバイ店は、ロンドン東部のブリックレーン、同北部のカムデンに続いて3号店となる。ロンドンの2店舗への中東からの客が多いことを受け、かねてより中東市場への進出をもくろんでいたキーリー兄弟。ロンドンではバーに人が集うが、中東ではそれがカフェになるうえ、甘いものが好きな人が多いということがドバイ進出の決め手になったという。

具体的な場所やオープンの日取り、シリアルの価格などは明らかになっていない。

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