山梨県甲府市発の総合菓子メーカー「シャトレーゼ」のドバイ初店舗が11月20日、ドバイのショッピングセンター「Mirdif 35」内にオープンした。

シャトレーゼは、現地商社INDEX Holdingsと日本の商社ksnコーポレーションによる合弁会社との間でフランチャイズ契約を結び、中東への展開を開始。これまで海外では、シンガポールや台湾、マレーシア、中国、韓国で店舗展開をしている。

ドバイ店は白を基調とした明るい店内で、70種類に及ぶ洋菓子や和菓子を販売。同店一番人気のスフレチーズケーキをはじめ、ショートケーキやクマのチョコレートケーキ、カステラやどら焼き、シュークリームなど色とりどりの商品がショーケースに並ぶ。

商品は全て日本で製造し冷凍したものを運んでいる。ショートケーキに乗るフルーツは、現地で調達しトッピングしている。

ksnコーポレーションの永井希望社長は「ドバイには世界中からスイーツショップが集まっているが、商品数の多さやドバイには少ないクリーム系のお菓子で差別化を図っていく。UAEを含む湾岸6カ国に、向こう5年間で9店舗まで拡大したい」と話す。

店舗マネジャーの山根かずささんは「シーズンに適したお菓子やイベント向けのスイーツも増やしていきたい」と意気込む。現在はクリスマスケーキの予約を受け付けている。クリームとチョコレートの2種類を用意し、価格は各165AED(約5,000円)。予約や受け取りの詳細は同店(TEL 04-344-5321)まで。

営業時間は10時~22時。

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