自転車の国際レース「ドバイ・ツアー(Dubai Tour)」が1月31日~2月4日、ドバイを舞台に開催される。
2014年に始まった同レースは今年で4回目を迎え、昨年の優勝者マルセル・キッテル選手や一昨年の優勝者マーク・カヴェンディッシュ選手など、世界の一流選手が今年も参戦する。
5日間かけて行われるレースは全長865キロ。4つのスプリントコースや山岳地帯を走るコースなど、ドバイを中心にUAEの北部首長国などが熱戦の舞台となる。
初日のNakheelステージは181キロの道のり。ヨットハーバーを囲み、さまざまなマリンスポーツ競技が行われるドバイ・インターナショナル・マリン・クラブ(DIMC)を出発し、2020年ドバイ万博の会場予定地やラクダレースコースなどの郊外を走り、ヤシの木型の人工島「パーム・ジュメイラ」でフィニッシュする。
2日目から4日目は、ドバイを出発し別の首長国のゴールを目指す。2日目は、ドバイからシャルジャ、アジュマン、ウムアルカイワインを通り、UAE最北端の首長国ラスアルハイマまでの187キロを走る。
3日目はドバイから東進。インド洋に面したフジャイラまでの200キロの行程。4日目はオマーンとの国境を接するハッタまでの山岳地帯を進む。海抜2メートルのドバイから、400メートルを超えるハッタまでの上り道172キロの過酷なチャレンジだ。
最終日はドバイの市内。DIMCを出発し、競馬ドバイ・ワールド・カップの行われるメイダン競馬場横を通過しデイラ地区へ。商業船の停泊するクリークを抜け、7つ星ホテル「ブルジュ・アル・アラブ」や世界一高いタワー「ブルジュ・ハリファ」など名所を巡る127キロのスプリントコース。
期間中は10時30分~15時30分に各所で交通規制が敷かれる。詳しくはドバイ・ツアーのホームページで確認できる。