サッカーW杯ロシア大会のアジア最終予選で日本代表の全選手が3月20日、会場となるUAEのアル・アインに到着し、23日に控えるUAE戦に向けて練習を行った。  

19日にリーグ戦を戦った吉田麻也選手や西川周作選手らは別メニューでの調整となったが、前日にチームに合流した本田圭佑選手や香川真司選手らはミニゲームなどで汗を流した。  

アル・アインはUAEの首都アブダビ首長国に属する都市で、ドバイから1時間半程度内陸に入った場所にある。古くから水資源が豊富で、砂漠の中のオアシスとして遊牧民を中心に重要な役割を果たしてきた。ハリファUAE大統領の出生地でもある。  

UAE代表はエース、オマール・アブドゥルラフマン選手を含め、今回招集された25人のうち7人がアル・アインを本拠地とするアル・アインFCに所属している。昨年9月に行われた日本での試合では1-2でUAEが勝利しており、アウェーの地で日本代表の奮起に期待が懸かる。    

20日の練習には、アブダビ日本人学校の児童が練習に招待され、練習中も大きな声で声援が飛んだ。練習前には選手やスタッフらと記念撮影が行われた。練習後には、選手が列を作る児童一人一人に丁寧にサインに応じた。  

この日34歳の誕生日を迎えたGK川島永嗣選手には、練習終了後に報道陣から花束が贈られた。  

UAE代表との一戦は、アル・アインのハッザ・ビン・ザイード・スタジアムで現地時間19時30分(日本時間24時30分)から。

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