例年に比べ降雨量が多かったドバイの短い冬が終わり、4月11日には最高気温39度を記録した。国立気象地震センター(NCMS)は、今週中に40度に達する可能性を伝えている。  今年の2月~3月は降雨を促進する「クラウド・シーディング」の影響もあり、例年より雨の日が多く、雨天で中止や延期となった野外イベントもあったドバイ。毎年3月の最終土曜に開かれている競馬の国際競争ドバイ・ワールドカップも雨の中での開催となった。クラウド・シーディングは降雨量を10~30%増やすことができるとされ、UAEでは2002年から2006年にかけて試験が行われ今年公式に導入された。  UAE国内では8日に西部地方の砂漠地帯で41.8度を観測するなど、内陸部は40度を超えている。  2012年以降、UAEの過去5年間の4月平均は最高気温32.6度、最低気温27度、平均30.4度となっている。4月の過去最高気温は44度、過去最低気温は13度。年間通しての過去最高気温は2002年7月の52.1度となっている。  冬季限定遊園地グローバル・ビレッジの営業も4月8日に終わり、これから夏にかけてイベント会場は屋外から屋内へと移行していく。  現地の男性は「今年は雨が多く、気持ちの良い冬だった。今週に入り突然暑くなってきたので、ドバイらしさが戻ってきた」と話す。
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