「第9回ファッザ国際車いすバスケットボールトーナメント」に出場している日本代表選手団(23歳以下)が予選を2勝1敗の成績で終え、タイ代表に次ぐ2位で予選グループを突破した。

5月14日から3日間かけて行われた予選で、日本代表はAグループに入り、バーレーン、サウジアラビア、タイと戦った。

初戦をバーレーンに54-31で勝利した日本は、続くサウジアラビア戦にも59-36で勝利。予選リーグ1位突破を懸けて、同じく2連勝のタイと対戦した。

ゴール下の強さを見せるタイに対し、日本は素早いパス回しからミドルシュートで応戦。丸山弘毅選手のブザービーターで第1クオーターを10-14で終えた日本だったが、第2クオーターからはタイの強さの前に徐々に差を広げられる。

第2クオーターは18-34、第3クオーターは26-56。車いすがぶつかりあって生まれる金属音が体育館に響く中、必死に声を出し奮闘する日本だが、フル代表のタイの技術とフィジカルに圧倒され、28-66でタイの前に敗れた。3連勝のタイが1位通過。2勝1敗で続く日本が2位通過となった。

日本は、17日に行われる準決勝でB組1位のイギリスと対戦する。昨年の同大会でも同じ組み合わせだったが、この時は延長戦の末、日本がイギリスを破り決勝に進出している。

14時試合開始。準決勝のもう1試合はタイ対アラブ首長国連邦で11時試合開始。決勝、3位決定戦は翌18日に行われる。

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