アル・アインFC(本拠地:Hazza Bin Zayed Stadium, Al Ain, Abu Dhabi)が6月14日、元日本代表のディフェンダー塩谷司選手の移籍契約を発表した。

アル・アインFCは、アラブ首長国連邦の首長国アブダビの都市アル・アインをホームタウンとし、UAEプロサッカーリーグ(Arabian Gulf League)に加盟するプロサッカークラブ。2003年にはアジア・チャンピオンリーグ(ACL)で優勝しており、今季も8強入りしている強豪チーム。キャプテンは、アジア屈指のスター選手ともいわれるオマル・アブドゥッラフマーン選手。

塩谷選手は徳島県小松島市出身で、国士舘大学を卒業後、水戸ホーリーホックに所属。2012年にサンフレッチェ広島に移籍し、チームの優勝に貢献。日本代表やJリーグベストイレブンにも選出された。

今回の移籍は7月からの2年契約。年俸は2億円で、現在の年俸の約4倍。Jリーグで今季日本人最高額のミッドフィルダー遠藤保仁選手の1億5,000万円を上回った。背番号は広島時代と同じ「33」。

会見で、アル・アインFCのマミッチ監督は「塩谷選手は多彩なディフェンダーで、攻撃力も優れている。チームの優勝に貢献してくれると確信している」と期待を込める。

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