ドバイAl Barsha Mall(23rd Street, Al Barsha 2, Dubai)に入るユニオンコープで9月25日、日本産の「ドローン米」のパック販売を開始した。

ドローン米は、電磁波などの測定が可能なマルチスペクトルカメラを搭載したドローンを使い、生育状況や水、追肥の必要箇所、収穫時期などを解析して栽培した米。現在は全国7地域の篤農家が、「ドローン米プロジェクト」を展開する「ドローン・ジャパン」(東京都千代田区)のアドバイスを受けて栽培を行う。日本国内では通信販売でのみ購入が可能で、レストランではjapanese kitchen HITOHANAでメニュー展開される。

今回販売されるドローン米は、「市川農場」(北海道旭川市)で生産されたゆめぴりかをパックご飯にした商品。日本国外で販売されるのはドバイが初めてで、現地では「NSトレーディング」(東京都台東区)がパートナーとなり中東展開を進める。

販売開始に合わせ、ドローン・ジャパンの勝俣喜一朗社長がドバイを訪れ、JTC DWC LLCが開くビジネスマッチングイベント「JAPANEXTION」に参加した。さまざまな国の来場者に商品のアピールを行った勝俣さんは、「来場された方の反応を見て、日本のお米に対する認知普及活動が必要であると感じた。ドバイという場所柄、新しいものやテクノロジーに対して敏感で積極的に受け入れる方々が多く可能性も感じた」と話す。

価格は25.5ディルハム(約760円)。ユニオンコープAl Barsha Mall店、Umm Suqeim店、Jumeirah店で取り扱う。

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