ドバイの航空産業がもたらす経済効果は267億米ドル、観光産業では102億米ドルに ーエミレーツ航空

エミレーツ航空(EK)は、世界的調査会社であるオックスフォード・エコノミクスが実施したドバイの航空関連産業の経済効果を検証した調査結果を発表した。この調査は、エミレーツ航空、ドバイ国際空港やアルマクトゥームインターナショナル空港を所有・運営するドバイ空港、そのほか航空関連産業や、そこから波及するサプライチェーンの経済効果を定量化することで、2013年に航空関連産業がドバイ経済にもたらした効果を粗付加価値(GVA)および雇用の観点で検証したもの。

それによると、エミレーツ航空やドバイ空港をはじめとする航空関連産業がドバイにもたらした経済効果は2013年に267億米ドル。これはドバイのGDPのほぼ27%に相当する。また、ドバイの総雇用者数の21%にあたる41万6500人の雇用を支えた。

総経済効果のうち、エミレーツグループ、ドバイ空港、その他関連事業(ドバイに離発着する航空会社、規制当局、ドバイ・デューティ・フリーなど)を含む主要航空産業がもたらした経済効果は、GVAベースで165億米ドルになったと試算(直接的、間接的、波及的効果を含む)。ドバイのGDPの16.5%に相当するとともに、25万9000人以上の雇用を支えた。

また、観光・旅行関連産業がもたらした経済的効果はGVAベースで102億米ドルに上り、さらに15万7100人の雇用を支えた。2013年、国外からドバイを訪れた旅行客は約1000万人。その支出は130億米ドルにのぼり、これは同年における世界全体の外国人旅行客支出額の約1%に相当する。世界の航空旅客数のうちドバイが占める割合は0.4%。2000年比で2倍に拡大した。

引用元:トラベルボイス

ドバイ空港では2020年のドバイエキスポが開催されるころには、2000万人を超える旅行者の利用が予測されており、空港の更なる拡張プランを実施するとのことです。
ドバイでは様々な観光の目玉が続々と増えていることや、ビジネスで訪れる方も増えているため、今後ますますドバイの航空関連事業は発展していくと見込まれています。

 

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