ドバイのスーパーやショッピングモールで8月、子どもたちの新学期に向けたプロモーションが始まった。  ドバイを含むMENA地域と呼ばれる中東・北アフリカの新興地域は20歳未満が4割を超え、生産年齢人口が圧倒的に多い地域だ。就労層人口のピークは2030年ごろと予想されており、長期での人口増加と成長が期待できる。  人口増加に伴い、ドバイでは保育所や小・中学校の新設ラッシュとなっており、2014年は30を超える教育施設が新設された。多国籍な国だけあり、ほとんどがインターナショナルスクールとなっている(日本人学校は小中課程が学べる学校がダウンタウンエリアに1校ある)。  子どもの数の増加に伴い、例年の新学期準備「Back to school」シーズンのプロモーションに比べ広いスペースやコストを掛けたものになっており、スーパーやショッピングモールは文房具なども販売する。気温が高いドバイならではの商品として、保冷機能が付いた弁当バッグやナップサックも大きなコーナーで展開。通学用のかばんはアニメなどのキャラクターがあしらわれたカラフルなものが多く、日本のキャラアクターではハローキティやパワーレンジャーが人気を集めている。  このプロモーションは9月半ばまで行われ、各店はセール価格で販売する。
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