ドバイ・コンベンション&イベント・ビューロー(DCEB)とドバイ政府観光・商務局は、3月「ドバイMICEセミナー&ワークショップ 懇親会 2015」を東京・名古屋・大阪の3都市で開催。昨年中国から1万4500人という大規模インセンティブツアーを成功させた成功事例を中心に紹介し、注目のデスティネーションとして『特別感が感じられる報奨旅行先』としてのドバイの魅力を、旅行会社をはじめ企業担当者に向けて提案した。

3月2日、パレスホテル東京を会場に、東京からスタートした「ドバイMICEセミナー&ワークショップ 懇親会 2015」には、ドバイ・ビジネス・イベンツのカリーナ・ランスさんが来日し挨拶。

「ヨーロッパ・アジアとアフリカをつなぐ小さな港町ドバイは、この数十年で中東有数のビジネス、文化のハブへと成長した。今回のセミナーでは、日本市場について学び、アイディアを共有すると同時に、ドバイの魅力を伝えたい。
現在、ユニークな魅力にあふれる世界各地の都市から、ビジネス・イベントの開催地を選ぶことは容易なことではない。しかし、単純比較では語れないがドバイには他の都市と一線を画す魅力がある」とし、ツーリズム・ビジョンで掲げた2020年までに全世界から宿泊者数を2012年の倍の2,000万人へとふやすという目標について触れるとともに、現在目標達成の半ばにあると説明した。また、2020年には、「2020年ドバイ万博」の開催が決定しており、「私たちの使命は、ドバイにより多くのイベントや報奨旅行を誘致し、ドバイを『インセンティブに最も適したディスティネーション』として認識してもらうこと」と語った。

さらに昨年、中国から1万4,500人のインセンティブ旅行に成功した事例をひき、成功の秘訣は、官民が緊密に連携したチームワークとし、ドバイでは、エアラインから空港、税関、警察、道路交通局、そして民間企業までがシームレスに連携できると説明。快適なソリューション提供を約束した。

その後、ドバイ政府観光・商務局の日本事務所は、ドバイの市場環境、ドバイ団体マーケット環境と提案、最新情報を紹介。ドバイを拠点に世界6大陸、83か国148都市に就航し、成田・羽田・関空からドバイへの直通便を1日1便運行しているエミレーツ航空会社もセミナーに参加したサプライヤーを代表してPRを行なった。

セミナー終了後には、ドバイから来日したサプライヤー5社とのワークショップと懇親会が開かれ、情報交換が行なわれた。

ドバイMICEセミナーが実施されたのは、2年ぶり。ドバイ政府観光・商務局の日本事務所では「日本経済も上向き、ビジネスイベントを見直す時期になってきている。現在日本からドバイへの訪問者数は国別では30位ほどだが、伸びしろがあると感じている。2020年ドバイ万博の訪問予想者は2500万人で、万博史上初めて、訪問者の70%以上が開催国外からの来場者になるとみられており、期待している」と話す。

東京は3月2日にパレスホテル東京で、名古屋は3月3日にTHE KAWABUNで、大阪は3月5日にセントレジス大阪で行なった。

 

 
    
日程 3月2日
開催地 東京・名古屋・大阪
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